LCCと他の航空会社、どちらを利用すればお得なの?
こんにちは。いをです。
今日は、意外と知らないLCCと他の航空会社との違いをご紹介します。
1.LCCとは
LCCは「Low Cost Carrier」の略で、格安航空券が購入できると広く一般に知れ渡っています。
2.他の航空会社とは
ここでは、他の航空会社はLCC以外の航空会社のことを指します。
3.LCCと他の航空会社との違い
LCCと他の航空会社との違いとしてパッと思いつくのは、航空券の価格の差だと思います。しかし、それだけではないんです!簡単に説明すると、LCCと他の航空会社との違いは、「素ラーメン」と「トッピング全盛り」の違いです!
「なんだそりゃ!?」と思われる方もいると思いますが、これが一番イメージしやすい説明なんです。
「素ラーメン」であるLCCは、いわば航空券のみ。もっと言ってしまえば、飛行機の席を1席購入したにすぎず、「トッピング」であるサービスを付けたいならば、オプションとしてプラス料金を支払わなければなりません。
これに対し「ラーメン」である他の航空会社は、航空券だけなく、飛行機に乗るための様々なサービス(=ラーメンのトッピング)をすべて受けることができるのです。
つまりLCCは、トッピングであるサービスを自分好みにカスタマイズでき、他の航空会社はトッピング分のサービスを全部受けることができる代わりに、LCCより料金が高くなるということです。
4.LCCと他の航空会社どちらを利用すればよいのか?
単刀直入に言うと、その旅行の「旅行先」、「滞在期間」、「旅行時期」、「出発時間」など、自身の旅行を総合的に考慮してLCCか他の航空会社かを決めるほうが良いです。
- 旅行先
LCCは、足元のスペースが狭く(私は身長低いのでそこまで狭く感じませんが、成人男性はかなり狭いようです。以前LCCに乗った際、隣に座っていた男性の足が私のほうにまで侵略してきました。)、椅子が安っぽく長時間フライトにあまりお勧めできません。
つまり、フライト時間約3時間半の羽田ー桃園(台湾)ならLCCでも大丈夫ですが、フライト時間約7時間の羽田ーホノルル(ハワイ)なら正直LCCは辛いです。
- 滞在期間
旅行に行く際、多くの人は手荷物とスーツケースの両方を持っていくと思います。
LCCでは、受託荷物、つまりスーツケースを預ける際にプラスで料金がかかります。
滞在期間が長くなればなるほど、荷物も増えスーツケースは必須となるため、LCCを利用すると必然的に受託荷物料金を支払わなければならなくなります。
私的にLCCのオプションは料金が割高な感じがするので、他のオプションとの兼ね合いでは、他の航空会社の航空券よりもLCCの航空券のほうが高くつくこともあります。
※LCCでも既定のされているサイズであれば、機内持ち込みの手荷物としてスーツケースを持っていくことができます。ただし規定されているサイズは割と小さく、また各会社によってもサイズが異なるので、1泊2日分の荷物が入るぐらいのスーツケースしか持ち込めないと思います。この場合のスーツケースは、受託荷物とはならないためプラス料金はかかりません。
- 旅行時期
日本は、とても台風が多い国です。そのため時期によっては、台風による欠航もしばしばあります。他の航空会社が欠航した場合は、振り替え輸送などの措置が取られますが、LCCの場合は欠航となった場合、そのような措置はあまり期待できません。
※LCCでも、一応払い戻しやフライト変更はあります。しかし、状況によってはフライト変更したところであまり意味をなさなかったりもあるので注意です。そう考えると他の航空会社のほうが手厚い保証があるなと思います。
最近私の友達がLCCで台湾に行った際、帰りの飛行機が欠航となり、急遽他の会社の帰りの航空券を取ったようです。幸いその友達は、海外旅行用の掛け捨ての保険に入っており、急遽取った航空券と欠航となった航空券の差額分は保険でカバーしたみたいです。
- 出発時間
少しでも旅行先の滞在時間を増やすため、深夜便や早朝便を利用する人も多いと思います。深夜便や早朝便を利用するとよくあるのが、イミグレ(=入国審査)に時間が掛かってしまうことです。
深夜便や早朝便を利用すると、現地に到着する時間があまりにも早いため、入国審査を行う職員の数がとても少ないため、イミグレだけで1時間かかることもしばしばあります。
そのため、LCCの場合プラス料金支払って座席を前方の方に指定し、着陸後すぐ降りてイミグレの行列が長くなる前に通過しようとする人がいます。
他にもフライト中、お手洗いにスムーズにいきたい人はプラス料金支払って通路側の座席を指定したり、私みたいに翼の写真を撮りたいがために窓側席を指定したりと、各々の都合に合わせて座席指定することがあります。LCCならプラス料金、他の航空会社なら無料で座席を指定できます。
- その他
他の航空会社には、美味しい機内食やドリンクが付いていたり、座席にテレビが付いており映画が見られたり、枕や毛布などの支給など、LCCには無いあるいはプラス料金でサービスを受けることができるという違いもあります。
6.まとめ
LCCを利用するか、他の航空会社を利用するかは、その人の身体的都合や金銭的都合など、様々な状況によって選んだほうが良いと思います。
安易にLCCのほうが安いからと言って航空券を即購入するのではなく、一度LCCで必要なオプション航空券の料金を出し、他の航空会社の航空券と比べてみることをおススメします。
いかがでしたか?
海外旅行は高くつくイメージがありますが、上手に飛行機を利用してお得に海外旅行に行っちゃってください!
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著者:いを
自己紹介:高校時代の恩師から海外旅行の素晴らしさを聞き、社会人になって自分で稼いだお金で海外旅行に行くようになりました。どんなに忙しくてもお金がなくても、年に1回は海外旅行に行くようにしています。まだまだ新米トラベラーですが、少しでも海外旅行に行く方が増えるように、海外旅行好きの同士に会えるようにブログを開設しました。
Twitter:@iwoiwo10
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